10/8 松陵かいわいの「がけ・へり・さか」の散歩道②

松陵と鶴が丘の境には「西沢」といわれる沢筋があります。松陵県営住宅脇の貯水池から流れる水が、どんな経路で七北田川に流れていくのか、歩いて確認しました。

松陵のすり鉢地形と鹿島開拓    

はじめに1961年と2008年の松陵の写真を比べてください。松陵公園左のため池が団地造成後小さくなっているのがわかります。また、仙台銀行松陵支店北あたりを起点にYの字状に川が流れており、そこを起点にすり鉢状の田んぼの後が見えます。本日の散歩コースはこのすり鉢地形から西沢を下り、途中暗渠になっているところを歩きます

次に、その下流の熊野神社、清水寺、鹿島団地についてですが、熊野神社は1961年時点とほぼそのままですが、清水寺のお墓がずいぶん広がっていることがわかります。鹿島団地は戦後すぐ昭和20年(1946)より開墾が始まっています。清水寺第3駐車場に移された水神碑も回ってみます。

なお、鶴が丘が1972年、松陵団地が1981年に分譲が開始されています。

鹿島開拓について

鹿島団地は昭和20年9月、戦後の食糧難を解消すべく開拓が始まった。昭和24年電灯がつくまでランプ生活。昭和35年には本田町に東北電力変電所が完成。昭和40年(1965)簡易水道を着工翌年完成。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA