9/15 宮城県&近郊&遠郊の面白い地名の由来(定例会)

宮後県近郊には面白い地名がいっぱいあります。今回は地名研究家の太宰幸子さんの資料から、下田さんにレクチャーしていただきました。みなさん次の言葉は読めますか?

鬼首 宮城県大崎市鳴子。鬼首という地名は、今から1200年ほど坂上田村麻呂が東征の際、賊の首長「大武丸」を山中で征伐しこの地で首をはねた。当時「大武丸」を鬼と呼んでいたので、地名を「鬼切部」と称していたのがいつのころからか「鬼首」(おにこうべ)というようになった。

死人沢 死人沢の場所は宮城県加美郡加美町宮崎。中山平温泉駅から直線距離で4850m。由来は旅の僧侶が焼け火箸でめった刺しにして殺され、顔の皮を剝がされて捨てられたことから。かつて、そこで製鉄などが行われており、事故や鉱毒災害などによる被害から(しびとさわ)と呼ばれるようになった。

鼻毛橋 仙台市泉区実沢。取るに足らない鼻にも引っかからないやせた土地にできた橋。鼻水を垂らして荷物を担いで上り下りした橋など、アイヌ語の発音からという説もあります。(はなげばし)

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